熱中症の予防にも、スポーツドリンクやイオン飲料は全く必要ありません。
  こまめにお茶やお水などで水分補給をすることです。ただし、たくさん汗をかくときは、塩分補給も忘れずに。
  
  
  
少年サッカーファンの皆さん、君たちはサッカーの練習中や、練習後に何を飲んでいますか?
スポーツドリンクと言われる飲み物を飲んでいる人が多いのではないでしょうか。
サッカーやテニス、その他プロの選手たちが、スポーツドリンクを飲んでいるので、そのまねをしているようですね。
  ところが実は、2011年女子ワールドカップでアメリカを倒し優勝した、なでしこジャパンの選手の皆さんは試合中、誰もスポーツドリンクなど飲んでいないのです。
  
  彼らが飲んでいるのはお水です。
  私の言うことが信じられないと言う人は、試合中の彼らの行動を思い出してみてください。
  ペットボトルから何かを飲んだ後、それを頭からかけているのを見たことがありませんか?
  そうです、こんなことができるのは中身が水だからです。
  ポカリスエットを頭からかけたらどうなるか。気持ち悪くて仕方が無いはずだ!
  テニスの試合でも同じで、ほとんどの選手は水を飲んでいるのですよ。
  せっかくスポーツをしても、砂糖入りの飲み物を飲んでいては、お腹がすかずご飯を食べられなくなります。
  皆さんスポーツには、お茶かお水を飲むようにしましょう。
  そして練習後、ご飯をおいしく頂き、丈夫な体を作りましょう。
  ビーバー小児歯科では患者さんたちに、のどが渇けばお茶かお水を飲むように勧めています。
  ただし、塩分の補給を忘れないようにして下さい。
  むし歯の予防と健康増進、一石二鳥の方法です。
  熱中症を予防するためにも、スポーツ飲料を飲む必要などまったくありません。
  お水かお茶で十分です。
  たくさん汗をかくときは、お塩を少しなめるようにすればいいのです。
  
  
左の写真は、2012年7月28日オリンピックスウェーデン戦の試合途中で、佐々木監督から指示を受けている岩清水選手です。
  水分補給のために飲んでいるのは、ミネラルウォーターです。ほとんどの試合中選手たちが飲んでいるのは、お水なのです。
  決してスポーツ飲料ではありません。
  
  
  
  
  右の写真は2015年7月2日、のワールドカップ準決勝でイングランドとの試合の写真です。
  2対1で決勝進出を決めたあと、選手たちは互いの健闘をたたえあっていました。
  世界トップレベルの選手でさえ、水分補給はお水です。
  スポーツ飲料に思えるかもしれませんが、この容器の中身を、頭にかけているシーンもありました。
  中身が水だから、頭からかけられるのですよ。
  あなたならスポーツ飲料を、頭からかけること出来ますか。
  
  
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