定期健診を受けている子のむし歯予防効果

当院の健診患者さんのむし歯予防成果が、さらに大きく向上しました!!
12歳児のむし歯の本数が、0.5本まで抑えることが出来ました。
15歳でもわずか1.6本のむし歯しかできていません。
(平成16年 日本小児歯科学会近畿地方会で発表。

定期健診を受けている、あるいは受けてみようかと思っているのだが、定期健診を受ける事でどのくらいむし歯の予防が出来るのかよくわからないと思っている方もおられるでしょう。

下のグラフはそのような疑問をお持ちの方に、定期健診の効果を理解していただくのにはとてもいいデーターだと思います。

 このグラフは、ビーバー小児歯科を初めて受診されたとき、すでに永久歯にむし歯が出来ていた7才の子どもたちを、定期健診で3年間継続して管理した結果、どのくらいむし歯が増えたかを調べたものです。
お母さんには母親教室を受けていただいています。

比較するために、厚生省が発表した各年令の、一人当たりのむし歯の本数を青線で示しておきます。
7才で当院を受診した子どもは、同じ年令の全国平均の倍以上もむし歯がありました。
しかしその後3年経っても、増えたむし歯の数はわずか0.33本だけです。 
一方
全国平均の10才の子どもは、一人当たり3.43本と、7才のときの3倍以上に増えています。

 定期健診できちんと管理すれば、たとえすでにむし歯になってしまった子どもでも、こんなに予防効果をあげる事が出来るのです。 永久歯が生える前から、定期健診を受けている子どもたちの予防効果は、もっと素晴らしいものです。 
12才になった時でも、一人平均のむし歯の数は、 0.5本と一本以下しかありません。
どうか皆さん定期健診を受け、予防の知識と実践する方法を身につけ、子どもたちにむし歯のない美しい歯をプレゼントしてあげてください。

むし歯を予防することはむし歯が少なくなるだけでなく、費用の面でもかえって少なくて済みます。





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