打撲歯の固定   歯の外傷 A


歯を打ってぐらついている(脱臼)時は,その程度により処置が異なります。
少しぐらついているだけなら, 硬いものなどをかまないように気をつけてもらい、経過を追うだけのこともあります。
ぐらつきが大きい場合は、左の写真のように、ワイヤーなどを使用して固定します。固定の期間はおよそ3〜4週間です。
この間に歯が変色してくるようであれば、固定したままで神経の治療を行います。時には固定も無理で、抜歯を余儀なくされることもあります。
いずれにしても、できるだけ早く歯科医に相談されるのが賢明でしょう。






変色してきた時の治療
動揺している歯を結紮し、経過を観察している間に歯が変色してくることがあります。
このようになれば目立たないように歯の裏側から穴をあけ、神経の治療をします。
下の左の写真は、歯が少し変色してきたところです。
右は歯の裏側から穴をあけ、神経の治療をしているところです。
いずれも鏡に映して写真を撮っているので、皆さんには少し分かりずらいかも知れませんが。


変色、結紮結紮歯の治療

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